こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「DAWをはじめる⑫ヘッドフォン」です。
ここひと月ほどDAWについてずっと書きすすめています。
今回はヘッドフォン。
今までいろいろ書いてきて・PC・オーディオインターフェイス・DAWソフトウェア・MIDIキーボードなどに関していくつかの選択肢を挙げてきました。答えがない世界なので自分のやりたいことなどをはっきりさせて、自分にあったものを選ぶしかありません。
その中でヘッドフォンに関してだけは「これ!」という選択肢がある項目と言えます。
こだわりがある方は自分のおすすめを買ってもらうといいのですが、よくわからない方やこだわりがない方はSONYの「MDRーCD900ST」一択です。
ただ勘違いしてほしくないのはこの「MDRーCD900ST」が一番というわけではない、ということ。他にも良いモニターヘッドフォンは当然たくさんあると思います。
それでもこの「MDRーCD900ST」をおすすめするのは単純に「みんなが使っているから」です。海外は知りませんが日本のプロのエンジニアの方でこの「MDRーCD900ST」を持ってない方はおそらくほとんどいないと思います。「みんなが使っているから良い」というわけではありませんが「みんなが使っているからある程度は信用できる」ということは言えます。これを選択しておけば間違いないとも言えます。
そもそもモニターヘッドフォンに求めるものが何かと言えば臨場感があるサウンドでもなければ機能性でもありません。バランスです。
通常、ヘッドフォンなどの音響機器に求めるものはズバリ「良い音」です。当たり前ですよね。
ところがモニターヘッドフォンは良い音は求められてません。それだけ低音好きな人でも太い音が好きな人でもモニターヘッドフォンに関しては「平均的な音」である必要があります。ということで「MDRーCD900ST」は平均的な音を求めるプロのほぼ全員がセレクトしているという事実からすると自信がある人以外はこの「MDRーCD900ST」を買っておけばまず問題はないということです。もしこの「MDRーCD900ST」を買って問題があるのであればまずは商品よりも自分のモニターヘッドフォンに対して求めているものを再確認する必要があるのかもしれません。逆に言えばそう言わせるほど圧倒的なシェアがあるヘッドフォンと言えると思います。
次回はモニタースピーカーについて書いていきます。
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